やあやあ、さむらいである。
本日は少し時系列を無視して、最新の記事を更新しようと思う。
その理由は、今回取り上げるらぁ麺が期間限定だから。
その期間は約2ヶ月との事だが、美味しかったので皆にも食べて貰いたいと思い、記事にする事にしたのである。
それを知るきっかけとなったのが、TRYラーメン大賞2025の審査員にも選出された『ラーメン きら星』の元店主である星野氏が、2024年で食べたらぁ麺の中で一番美味しかったと言わしめた逸杯がこれであった。
それは限定麺として出していたのをブラッシュアップしていき、仕上がったタイミングで3ヶ月程の期間限定で提供していたのだと言う。
デフォに戻してしばらくが経ったものの、リクエストも多かったので、また期間限定で提供すると予告していたのだが、それが始まったのである。
早速食べて来た結果、めっちゃ美味しかったから記事にしようとなったのであった。
と言う訳で、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“ラーメン百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つの他に、北海道エリア・神奈川エリア・大阪エリアが増設され、六つのエリアに分かれて表彰されている。
本日は2020年に“百名店”に選出され、5年連続で選ばれている
『中華そば 西川』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も半ばの頃。
前文の話を聞いてから毎日お店のポストをチェックしていたが、4月にとうとう始まった。
星野氏が2024年で一番美味かったと言わしめた
『中華そば 西川』
の限定麺の提供が始まったのである。
しかもタイミングが悪い事に、ラーメンYouTuberのトップを走るSUSURUくんが、動画で紹介して間もない頃と来た。
しかし、我輩も月に一度の西側へ攻めれる日とあって、並びを覚悟で行く決心をする。
我輩にとって美味しいらぁ麺を食べる為の並びは苦にならないが、お連れ様は違う。
しかもお連れ様は煮干系が嫌いとは言わないまでも、苦手としており、進んでは食べないのである。
それでも何とか説得をして伺った訳であるが、果たして。
中華そば 西川
まずはお店の場所であるが、千歳船橋駅を最寄りとし、駅から徒歩10分程歩いた場所にお店はある。
南口を出たら線路沿いを右へ進み、環八通りにぶつかったら渡って左へ少し進むと、右手にお店は見えてくる。
お店よりも先に行列が見えると思うので、環八通りまで出たら迷う事はないかと思うw
お店のルールは、そのまま最後尾に並び、案内があったら食券を購入するシステムとなり、現金のみ、代表待ち禁止となっている。
この日は平日の13:00頃の到着であったが、外待ち13人と言う状況であった。
途中で食券を購入するよう言われ、我輩はにぼし正油らーめん(1250円)を、お連れ様はにぼし塩らーめん(1250円)までは決めていた。
相変わらずご飯物と言ったサイドメニューはないので、我輩は出来るだけトッピングをする事に決めるw
チャーシュー正油(1650円)にワンタン(350円)と奥久慈卵の味玉(150円)を付け、もちろんビール(450円)も購入する。
一応、250円で麺大盛に出来るようだが、ここは並盛でw
押せるトッピングは全て押したのだが、この時既に売り切れとなっていた、切り落としチャーシュー(250円)や、形くずれ味玉(100円)と言ったのも早い時間帯だと有るようである。
食券を予め回収し、待つ事45分程で席へ案内される。
席へ着くなり水を注いでいたら、ピッチャーの蓋が外れ、豪快に撒き散らす失態をやらかすw
ちゃんと蓋が閉まっていなかったとお詫びをされたが、こちらも気を付けていなかったので、痛み分けであるw
テーブルを綺麗にして貰うと、すぐに
『エビスビール小瓶』
が運ばれる。
こちらは特におつまみなどは付かないが、小瓶で450円は安いw
最近、ビールも値上がりしたので、今後は上げてくるお店も多いだろうに。
ちなみに我輩は、業務スーパーで500ml24本のケース買いをしているのだが、300円以上値上がりしていた。
ビールも高くなったよね、なんて考えていると
『チャーシュー正油』
のフルトッピングが運ばれる。
敢えて命名するなら、正油味玉チャーシューワンタンメンと言った所かw
ちなみにフルトッピングすると、2150円であったw
チャーシューは部位の異なる2種に角煮のようなブロック肉が入り、ワンタン4個、味玉、青菜、なると、海苔、ネギと言ったトッピングで、少し濁ったスープに中太麺が合わさる。
まずはスープから頂くが、煮干と動物系を合わせた構成で、煮干が爆発するような旨味が口に広がる!
思わず
『で、あるか!』
が発動したw
『で、あるか!』は、我輩の中で最上級の褒め言葉であるw
修行元である『永福町大勝軒』を現代風にと言うお声も多いが、我輩が感じたのはもう一つの修行元である『たけちゃんにぼしらーめん』の印象が頭をよぎった。
普段提供しているのは、セメント寄りの煮干清湯と言った感じで、これもめちゃくちゃ美味しいのだが、それを超えてきているw
『たけちゃんにぼしらーめん』を食べた時に受けたのは、少しばかりの物足りなさであったが、それが無化調によるものなのか分からなかった。
しかし、『永福町大勝軒』とのハイブリッドでその欠点をしっかり補って、尚も突き抜けた旨さがあったのである。
我輩のつたない語彙力では上手く伝えられないので、こればっかりは食べて貰うのが一番手っ取り早いと思い、記事にした次第w
続いて
『麺上げ』
を行うと、三河屋製麺の平打ちっぽい中太麺が顔を出す。
この麺もまた良かったw
やはりこれだけスープが分厚いと、細麺ではなく、少しばかり太い方が合っている気がする。
続いて、炭焼きされた
『肩ロースチャーシュー』
は香ばしい香りも出ていて、とても美味しいw
こちらの
『モモチャーシュー』
はしっとりとした柔らかさを保ってて、美味いw
恐らく、チャーシュートッピングにしないと入っていない
『ブロック肉』
は角煮のように甘くて口溶けする柔らかさで、これまた絶品w
こちらの
『ワンタン』
は、デフォと同じであったが、サクっとした食感もあってとても美味であったw
奥久慈卵の味玉もめちゃくちゃ美味しくて、お連れ様にお裾分けをしたら、普段からあまり味玉を食べないお連れ様が、絶賛していたw
総括
いやはや、噂通り?いや噂以上で美味しかったw
温度変化で甘さが際立つ感じも計算なのか、良かったw
ちょっと感じたのが、『桜上水 船越』の影響を受けているのでは?と言うもの。
似ているとか真似ではなく、『桜上水 船越』を食べてこの逸杯を作ろうと思ったのではないか?と。
我輩の勝手な想像ではあるが、同じような感想を持った方は居ないかな?
らーめんとしての完成度もめちゃくちゃ高く、トッピング類に至っても一つの妥協も無く、美味しかった。
ここだけの話であるが、我輩のマイホとしている煮干の名店である『麺処 晴』を差し置いて、都内で一番美味しい煮干のお店が、『中華そば 西川』であると思っている。
これは、今回の限定であるにぼし正油らーめんを食べたから言っているのではなく、デフォを食べた時の感想である。
それでいて、今回のにぼし正油らーめんの完成度と来たら脱帽であるw
天才だなw
デフォも美味いが、この機に是非ともにぼし正油らーめんをご賞味あれ!
ちなみに、塩よりも断然にぼし正油らーめんを推すw
本日はこれにて御免!
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